昨年の大統領選挙でトランプに投票したと答えた回答者のなかで、幻滅した支持者は必ずしも他の共和党候補者に目を向けず、むしろ共和党から完全に離れている、とガマーラは指摘する。

トランプのベネズエラ系移民への対応から投票先を再考している回答者は全体の39%で、そのほとんどが民主党候補に傾いているという。

それでも、強固な支持層は残っている。トランプに投票した有権者のうち、35%が自分の選択に「非常に満足している」と答えた。だが、22%が後悔の念を表明し、さらに12%がなんらかの不満を表明した。

この影響は、早ければ2026年の中間選挙で表面化するかもしれない。調査の最後の質問では、フロリダ州選出の議員(前上院議員で現国務長官のマルコ・ルビオもその一人)についての意見も尋ねているが、回答は支持の冷え込みを示唆している。

かつてベネズエラ亡命者コミュニティと密接な関係にあったルビオは、最近、国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官に書簡を送ったが、彼はそのなかで 「TPSの削減に反対しなかった」と、がマーラは言う。「ひどい裏切りだ」

こうした反発が選挙にどう影響するかは未知数だが、ガマーラは言う。「トランプに投票した有権者の半数が支持先を再考している。中間選挙の結果を左右しかねない」

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