[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は22日、ECBの景気刺激策について、少なすぎるよりは多すぎる方が望ましいとの考えを示した。

パネッタ専務理事は講演で、ECBはこれまでに多くのことを実施してきたが、インフレ率はECBの目標を大幅に下回っており、インフレ見通しは満足できるものではないと指摘。「需要抑制と物価安定に対する脅威につながる衝撃に見舞われれば、政策対応が必要になる」と述べた。

ユーロ相場の上昇については、インフレの重しとなる「望ましくない」要因と指摘。「ユーロ相場の持続的な上昇は金融情勢の望ましくない逼迫につながっており、ECBの金融緩和措置の一部が相殺されている」と述べた。

ECBの次回理事会は10月29日。アナリストは12月10日の理事会まで政策変更はないとの見方を示している。

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