<プーチンに有利な交渉を進めるトランプのせいもあって占領地をロシアに奪われそうなウクライナだが、サウジアラビアで停戦協議が行われる間も交渉を有利にするための領土を求めて戦い続けている>

ロシア国防省は、ウクライナが越境侵攻を行い、ロシア領ベルゴロド州へ進軍したとの主張を否定した。ロシアの独立系メディア「アストラ」によると、ロシア側はウクライナの侵入を阻止したと発表している。しかし、今週の報道では異なる見解も示されている。

【動画解説】ウクライナ軍部隊のベルゴロド侵攻作戦

本誌はウクライナ国防省にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。

ウクライナがベルゴロド州への侵攻を試みたとされるのは、サウジアラビアで仲介役のアメリカと停戦協議を行なっている最中だった。この協議では、3月19日に発表された黒海での停戦合意が話し合われていた。

だが他の戦線では、将来の和平交渉に備えて少しでも優位に立とうとするロシアとウクライナの主導権争いが続いている。

もしウクライナがベルゴロドに拠点を確保すれば、ロシアが広範な和平合意に応じる可能性は低くなる。ロシアの軍事ブロガーらは、3月18日にウクライナ軍がクラスノヤルスク地区からベルゴロド州への越境侵攻を試みたと、ロシアの独立系ニュースサイト「メドゥーサ」は報じている。

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