<第2次トランプ政権の発足以降、人々の恐怖は強まった。自分も移民だからクライアントには安心感を与えたい>

移民政策研究所によると、アメリカには2022年の数字で4620万人近くの合法移民が住んでいる。だが第2次トランプ政権が発足して以降、日々のニュースに接し、社会の空気を感じていると、まるでアメリカには合法的な移民が1人もいないかのように思えてくる。

さらに外国からやって来た人は全て、アメリカか母国で何らかの犯罪を犯したかのようにも感じられてしまう。

アメリカに来て以来、私は移民として長い道のりを歩んできた。ジャマイカを離れてから、いくつかの分野での職業経験(検察官や弁護士としての経験を含む)と学歴を武器に仕事を探したが、すぐには法律分野の仕事を見つけられなかった。大変なショックだった。生きるための仕事を得るには、飛び込みの電話をたくさんかけ、履歴書を作り直し、ひたすら人脈づくりに励まなくてはならなかった。

そんなふうに過ごすうちに、私は移民として変化していった。このプロセスは「あなたの英語にはアクセントがある」「どこのアクセント?」「あらあなた、弁護士だったの?」といった言葉を浴びるなかで、徐々に進んでいった。

顧客が教えてくれること

移民問題専門弁護士としての私の仕事は、自然に始まった。私の家族のために書類を作ってくれた移民弁護士の仕事ぶりに、とても魅力を感じたのだ。

検察官と弁護士だった経験は、移民弁護士の仕事に役立っている。クライアントの移民申請がうまく運び、しかるべき権利を手にできるよう努めている。

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アメリカ市民さえ恐怖に怯える時代
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