「僕が多くの人に迷惑をかけてしまう人だと思われると、自尊心を保てなくなり、人々の視線から自分を消してしまいたいと思います。

実際、僕が睡眠薬を飲んで自殺未遂をしたときは、公園に遊びに来た住民が僕の姿を見たくないと言ったからだったんです。そして、公園の管理人が僕を追い払いました。そういうことなら、彼らが永遠に僕に会えないような場所に行こうと思ったわけです!

それから、もし僕の収入源が完全になくなって、アルミ缶の仕事も何らかの原因でできなくなって、他の仕事も見つからなくなったとしたら。あるいは、僕の体がもう何の仕事もできないほど弱い状態になってしまったら。

......そうなったら、自分で自分の命にけりをつけることができると思います。

若い頃は、ホームレスに対する社会の不公平さに自殺(未遂)という方法で抗議することもあったんですが、今の年齢ではそんなことはしないでしょう」

自殺しようとする若者に「一緒に死のう」と言いたかった

読者の皆さんは、征一郎さんが荒川の河川敷で死を求めていた若者を説得した話を覚えているだろうか。

私は彼に聞いた。「あなたは自分でも自殺の可能性を完全に否定していないのに、どうやって自殺したい人を止めたのですか」

彼は言った。

「確かにその時、僕は心が矛盾していました。自分の命を終わらせようとする若者に出会い、僕は本能的に、彼を止めなければならない、と思ったんです。

でも僕は、絶望的になる時の人の気持ちをよく知っている。『あなたと一緒に死にましょう!』と本当に言いそうになりましたよ」

手術はしない...死の宿命を受け入れる
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