<イタリアのサヴォーナ港に停泊中のタンカーで起きた爆発をめぐり、捜査当局はロシア「影の船団」を狙ったテロ攻撃の可能性も視野に入れて原因を調査中>

イタリア北西部のサヴォーナ港で、マルタ船籍のタンカーが停泊中に2度の爆発を起こした。一見すると単なる事故のようだが、実はこのタンカーはロシアの「影の船団」と呼ばれる船舶のひとつとされており、直前にはロシア国内でも「影の船団」の別の船舶が爆発を起こしたこともあり、テロなどロシアへの攻撃の可能性もあると見られている。

■【写真】【動画】ロシアが展開する「影の船団」で「不審な爆発」が発生...ロシア国内外で続く事件はテロ攻撃か?

問題のタンカー「シージュエル」は欧米の制裁を回避してロシア産原油をヨーロッパに運んでおり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が展開するいわゆる「影の船団」の一部だとみられる。本誌はこの件についてロシア外務省にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。

バルト海を航行するロシアの「影の船団」は、廃棄処分間近の古い船舶で構成されている。所有者が判然とせず適切な保険にも加入していないことが多く、頻繁に船籍を変更するのも特徴だ。こうした船舶は、世界の石油タンカーの約17%を占めている。

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ロシア国内でも停泊中のタンカーで爆発が発生
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