スマルダンの氷河のような空気の中、英陸軍スコットランド王立連隊第4大隊(4スコッツ)の中隊は、地面を削り取って掘られた250メートルの塹壕をくぐり抜け、市街地での戦闘をシミュレートし、森林地帯を進む練習をする。

スマルダンで演習を行う兵士たちは、必要であれば平和維持要員としてウクライナに行く意思があると語っており、その中には4スコッツの18歳の兵士2人も含まれている。

それは「誰にとっても新たな挑戦」になるだろうが、「われわれはそのために入隊した」と、同じく4スコッツのリチャード・ギラン伍長は言う。

指揮官のゴードン・ミュア中佐は、ウクライナを含め、兵士が必要とされる場合に「いつでも出動できる」ようにすることが自分の役割だと語った。「指揮系統はうまく機能している。出動準備は万端だ」

「NATOはいかなる脅威にも対応できるようにしなければならないし、またそうしている」と、ハリー・ウォーラー中佐は付け加えた。 このような演習は「絶対に不可欠」であり、特に今は重要だ、と彼は言う。

アメリカがこの演習に参加することは当初から予定になかった。だがトランプ政権は、欧州のNATO加盟国にはより多くの負担を期待しているとはっきりと明言したばかり。その意味では、まさに時宜を得た演習だった。

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