ゴキブリを退治したことに後悔の気持ちも

最初、ゴキブリはピューのベッドに下に消えたが、「神の御恵みによって」、しばらくしてまた姿を現した。「自分にとっては大きな瞬間だった。というのも、どこかあきらめていたからね。自分にはこいつを捕まえられないだろう、しばらくはまったく眠れないだろうって」とピューは話した。

ピューは部屋じゅうでゴキブリを追いかけまわし、「踏みつぶそう」とした。闘いが終わりを迎えたのは、ゴキブリがクローゼットのなかに走り込み、隠れようとしたときだった。「このゴキブリの一生を終わらせたことを、誇らしく思っているわけではない」と彼は認めた。「でも、そうしたおかげで、まちがいなくぐっすり眠れる」

だが、あるコメントで、「この虫は、あなたが世間に見つけてもらえるように、わざと撮影中に落ちてきたんだよ」と言われたことで、彼には後悔も生まれたようだ。ピューは本誌に、「それがずっと頭から離れないんだ」と話した。「このゴキブリには感謝がふさわしいよね......靴の底ではなく」

(翻訳:ガリレオ)

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