24年1月から禁酒中のアンドリア・マッカーシー
24年1月から禁酒中のマッカーシー COURTESY OF ANDREA CELESTE

WHO(世界保健機関)は22年12月、「アルコールに関しては健康にとって安全な摂取量は存在しない」と警告。今年1月3日にはビベック・マーシー米公衆衛生局長官が酒類に発癌リスクを警告する表示を義務付けることを勧奨している。

こうしたニュースの影響か、ギャラップ社の最近の世論調査では1日に1、2杯の飲酒も健康に悪いと答えたアメリカ人は過去最高の45%に上った。

新年の1カ月は禁酒しようというイギリス発の健康キャンペーン「ドライ・ジャニュアリー(禁酒の1月)」がアメリカにも広がり、1月1日から禁酒に取り組む人が増えている。

1カ月では飽き足らず1年間、あるいはもっと長期にわたる禁酒を試みる人たちもいる。ニューコンシューマーの調査によると、完全な禁酒に減酒も含めて、今年はアメリカ人の3分の1近くが何らかの形でドライ・ジャニュアリーに参加するという。20代〜40代の年齢層に絞れば、この割合は49%にも上る。

「アメリカ人は2番目に多く私たちのプログラムを利用している。素晴らしいことだ」と話すのは、13年にこのキャンペーンを始めた英慈善団体アルコール・チェンジ(Alcohol Change)のリチャード・パイパーCEOだ。

アメリカではテネシー州ナッシュビルのメハリー医科大学がアルコール・チェンジと提携してこのキャンペーンを運営している。キャンペーンのアプリ「トライ・ドライ(禁酒に挑戦)」は世界中で13万人以上が登録。

アメリカでも20年にこの取り組みが導入されて以降、毎年何万人もの人たちがアプリに登録して、禁酒にチャレンジしている。

ゲーム的要素で「禁酒を楽しめる」アプリ
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