研究チームによれば、この可能性は、ガラパゴス諸島やニューギニアで行われた研究によって既に示唆されていた。「この発見は、ガラパゴスのプルームについての以前の発見を支持し、マントルプルームの寿命に関する従来の見方に重大な影響を与える」と、ロハスアグラモンテは語る。

研究チームの見方が正しければ、私たちの足元深くにあるマントルは、長いこと想定されていたものとは全く異なる動きを示しており、しかもそのスピードははるかに遅いことになる。

ドラマが深みを増した

イースター島での調査を終えた研究チームは、現在はメキシコの西にある島々のジルコンを調べ、どうすればこれらの結晶がマントルの中で長く生き残れるのかを突き止めようとしている。

「私たちはまだ物事の表面しか見ていない。他の島や地域が何を語ってくれるのか待ち遠しい」と、ファンヒンスベルゲンは言う。

今回の調査に関わっていない英オックスフォード大学の火山学者デービッド・パイル(David Pyle)は、こう語る。

「今回の研究により、古いジルコンが太平洋の真ん中にある若い火山島の砂浜にどう堆積したかという不思議なドラマが、さらに深みを増した。もしも鳥や、風に乗ったちり、船のバラスト(底荷)、海流といったものがたまたま運んだものを除外できれば、これらのジルコンはマントルから運ばれてきた可能性が残る」

どんどん明らかになる
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