<中国と台湾、北朝鮮と韓国、中国の太平洋進出......大きな火種がいくつも集中する第一列島線は、もはや米軍だけでは守れない?>

米軍と日本の自衛隊が12月16日、西大西洋上の空域で共同訓練を実施。米軍の戦略爆撃機も参加した。

本誌はこの件についてロシアと中国の国防省、ならびに北京にある北朝鮮大使館にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。

今回の共同訓練は、ロシアとその事実上の同盟国である中国が11月末に日本海、東シナ海といわゆる第一列島線の東側の海域の上空に核兵器搭載可能な爆撃機を派遣し、合同パトロールを実施したことを受けて行われた。

ロシアと中国による合同パトロールは2019年以降9回目で、爆撃機のほかに戦闘機や偵察機、空中給油機が動員された。日本と韓国はそれぞれ戦闘機をスクランブルさせてこの合同パトロールに対応した。

16日の日米共同訓練は、日本海および東シナ海から沖縄県南東の西太平洋上の空域で実施された。これらの海域は、日本の南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ「第一列島線」上に位置している。

第一列島線は台湾統一に備える中国が海上に設定した防衛ラインだが、アメリカの防衛構想では中国に対する南北の封鎖線を意味し、同盟国とともにこの地域における中国の軍事力増強を封じ込めることを目指すものでもある。

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