フランシスコ教皇は、マイクロソフトのチームと、開発にあたったパートナー企業各社に謝意を表した。バチカンでの謁見の際に、プロジェクトのメンバーに語りかけた教皇は、「誰もが、本当の意味で誰もが、この偉大な館に温かく迎えられていると感じるだろう」と熱を込めて語った。

サンピエトロ大聖堂のデジタルツインは、マイクロソフトのAI技術とデジタル保存企業イコネム(Iconem)の先進的な写真測量とのコラボレーションによって実現した。

この3Dレプリカの構築には、DVD500万枚分に相当する、22ペタバイトという膨大なデータを必要とした。これによって、大聖堂の芸術作品および建築の高精細なバーチャルツアーが可能になった。

これらの画像は、すでに重要な知見をもたらしている。モザイク片の欠落やひび割れ、さらには、肉眼では確認できない建物の劣化の兆しなどの、建物の構造に関わる損傷が特定されているのだ。

こうしたデジタル技術を用いたアプローチにより、この歴史的建築物の状況を把握する効率的な方法を、バチカンは手に入れた。この手法は、速さや正確性において、人間の能力を超えている。

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