[ローマ 13日 ロイター] - イタリア議会の上院は13日、与党の極右「同盟」が提出していた内閣不信任案について、14日に審議するよう求める同党の要請を拒否し、政権危機を巡る議論を来週に先送りした。
上院は審議を見送る代わりに、コンテ首相が来週20日に政権危機について演説することを決めた。
同盟のサルビーニ党首は前週、左派「五つ星運動」との連立政権は機能しないという認識を表明。自身の支持率の急上昇を好機と捉え、解散総選挙に持ち込み、自身が新たな首相に就くことを望んでいる。[nL4N2554M9]
ただ、五つ星運動と議会の中道左派政党は、総選挙を予定より約4年前倒しして実施することは避けたい考えで、議会で新たに多数派を形成する道筋を探っている。
サルビーニ氏は上院での演説で「国民に再び選ぶ機会を与えるほど優雅で民主的で威厳がある行動はない」と強調。中道左派の民主党(PD)と五つ星による連立結成を精力的に推進しているPD所属のレンツィ元首相を批判するのに演説の大半を割いた。