[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から円高の111円前半。アジア株が軟調だったことを受けて円が買われた。ドルは111.34円まで下落し、今月4日以来の安値を更新した。

111円後半で取引が始まった週明けのドルは、仲値公示と前後して111円半ばへ下落。正午前にかけて一段安となった。市場では、アジア株の伸び悩みや実需の売り観測に加えて「海外短期筋が円の買い戻しに動いた」(アナリスト)との声もあった。

ドルは前週の米雇用統計発表後、111.82円まで一時上昇し、3月15日以来3週間ぶり高値を更新した。レンジ推移が続くドルが年初来高値圏へ到達したことで、利益確定の売りが出やすい情勢だった。

テクニカル的にも111円台は、一段高へ向かうか反落するかの分岐点となりやすい水準。前週から攻防が続いている200日移動平均線は現在111円半ば付近で、心理的な節目でもある112円を上抜けるのは容易ではない。

市場では「英国の欧州連合(EU)離脱問題、米中貿易交渉の行方がある程度はっきりしてこないと、ドルが上抜けるようなリスクオンムードの強まりは難しいのではないか」(トレーダー)との指摘もあった。 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 111.41/43 1.1224/28 125.07/11

午前9時現在 111.70/72 1.1216/20 125.30/34

NY午後5時 111.73/74 1.1214/18 125.30/34

(為替マーケットチーム)

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