2018年には、「チバニアン」としての国際的な評価に先駆けて、国の天然記念物(地質鉱物)に指定されました。約77万年前に起こった地磁気逆転の前後の地層が容易に観察できること、年代が特定された火山灰層とともに観察される場所であること、当時の環境を示す花粉やプランクトンなどの微化石が地層中に多く含まれていることなどが理由です。
現在、地磁気は弱まっており、およそ千数百年後にN極とS極が逆転する可能性があると考えられています。地磁気が弱くなると寒冷化などの気候変動が起きる可能性があります。チバニアンを研究することで、地磁気反転の過程や、生物がどのように対応していったのかが分かるかもしれません。
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