候補者の中で党政調会長の経験があり、各種政策に精通しているのが茂木氏と高市氏だ。
茂木氏は対米貿易・TPP11交渉で強靭な交渉力を見せ、高市氏は経済安全保障に精通し、セキュリティ・クリアランス制度の生みの親でもある。
小林氏は宇宙政策を含めたイノベーション政策に熱心に取り組み、小泉氏は農水相として備蓄米放出の陣頭指揮を執った。林氏は農水相、文科相、外相を歴任した万能型で、唯一、官房長官を経験している。政策理解力で林氏は茂木氏と政界の双璧を成す。
既にバンドワゴン効果?
第2に、議会人としての力量が問われる。畏怖と打算、嫉妬と憎悪が渦巻く政界で同志を募り、官僚を味方に付けて政策を実現させる党人的な力量は、多党政治時代に入った今こそ改めて重要となる。党の内外で人間関係を構築し、人心をつかむ力(議会人力)が必要となるのだ。
小泉氏は、河野太郎元外相、野田聖子元総務相、木原誠二選対委員長らが支持を表明した。菅義偉元首相、石破首相だけでなく、麻生元首相や岸田文雄前首相も容認する方向と報じられている。勝ち馬に乗るバンドワゴン効果が発揮されつつあり、選挙態勢は盤石に見える。
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