[ワシントン 16日 ロイター] - 米民主党のペロシ下院議長は16日、トランプ大統領に宛てた書簡で、1月29日に予定されている一般教書演説を延期するよう要請した。政府機関の一部閉鎖により大統領の警護に支障をきたしているためという。

一般教書演説における警備はシークレットサービスが中心となって担うが、ペロシ氏はシークレットサービスと国土安全保障省への資金提供が26日間にわたって途絶えており、「一時閉鎖によって重要な部署が機能不全に陥っている」と指摘。「安全上の懸念がある中で、政府機関が今週再開しない場合、再開後あらためて演説の日程を決めるか、演説内容を書面の形で議会に提出する方向で調整していくことを提案する」と述べた。

またペロシ氏は記者団に対し、トランプ大統領が演説の延期に反対するのであれば、議会ではなく執務室から演説することもできると語った。

ペロシ氏の発言を受け、ニールセン国土安全保障長官はツイッターで、同省とシークレットサービスは大統領の議会演説に対応する準備が整っていると明言した。

共和党のジム・ジョーダン下院議員は、ペロシ氏の発言について、民主党は国家への奉仕よりも大統領の妨害に力を入れていると批判した。

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