ただし、中国軍が本当に精強なのかどうかについては議論もある。
例えば「世界最大の海軍」といわれることもある中国海軍だが、実は「これまでに敵の艦船を沈めたことがない。あるのは非武装のベトナムの漁船だけ」と揶揄されてもいる。
今回のロシアとウクライナの戦争においては、ロシア軍が苦戦に陥っている要因の1つに、「ロシア軍が中国製の粗悪な軍用タイヤを使っている」という説も浮上。軍の車両が品質の落ちるタイヤを使っているため、泥土にはまるなどして十分な能力を発揮できていないという。
こんな指摘をされるようでは、「本家の中国陸軍の実力はどの程度なのか?」といった疑問も湧く。
無論、だからといって、日本としては油断などできるはずもない。国防に関する議論さえ、ぬかるみにはまるような国では、相手を利するのみである。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由