A:残念ながら本人が学ぶしかないのでは。高校教師としての経験から言えば、あなたの忠告を息子さんが素直に受け入れるとは思えません。確かに自分の基準と違う相手とも仲良くなれる可能性も考えてみるべきですが、父親からとやかく言われるのは嫌がるでしょう。

息子さんは大人に話を聞いてもらいたい年頃。お父さんは聞き役に徹して。途中で口出ししたりアドバイスしたりする代わりに質問を。授業で誰に会ったか、どんな子だったか、いい子みたいだけど、もっと付き合ってみるつもりか、という具合に。本人がいろいろな可能性を探ってみるように、うまくリードするのはOKです。生物の授業で一緒の子とランチしてみたら、とか。

結局、息子さんは相手に拒絶されるのが怖くて先に拒絶してしまうのかもしれません。いずれにしても、彼の新たな冒険を応援するには口出しせずに話を聞くのが一番だと思います。

── ケイティ・ホルブルック(高校教師)
©2021 The Slate Group

<本誌2021年1月12日号掲載>

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