もともと、ワクチン接種に前向きな人はバイデン支持者、消極的な人はトランプ支持者という傾向がある。バイデンに懐疑的だった有権者は、バイデンが自身の明確な支持者以外の企業や国民に対してはすぐに制裁を科そうとする人間だ、というイメージをいっそう強めることになった。
バイデンは、党派的亀裂を修復すると約束して大統領に就任した。しかし、16年の大統領選でトランプを勝たせた元凶だと非難した企業に今回言いがかりをつけたことで、「結束の象徴」というイメージは大きく損なわれた。
しかし、最も不吉な点は、アメリカでコロナ感染が急速に再拡大しつつあるなかで、アメリカ大統領がソーシャルメディアより影響力が小さく、感染再拡大に打つ手がないと認めたに等しいことだ。
これも、ザッカーバーグが世界で最も影響力のある人物であることの表れなのかもしれないが。
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