だからといって、アメリカでも欧州でも、昔のソ連もそうだったが、困窮層に寄り添う発言を声高に繰り返す者もまた、信用はできない。米共和党政権も、ポストリベラリズムで困窮層全体の生活を良くできるはずがなく、今のままではおそらくドル価値の低下とインフレを招いて、困窮層に愛想を尽かされることになりかねない。

「ポストリベラリズム」が「自由との決別」、残るものは自由も富もない荒れた世界、で終わらないよう祈る。

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