南アフリカで新たなコロナ変異株「B.1.1.529」 免疫反応回避などの特徴

2021年11月26日(金)08時59分

南アフリカの専門家らは25日、少数ながら新型コロナウイルスの新たな変異株を検出したと発表した。

この変異株は「B.1.1.529」と呼ばれ、体の免疫反応を回避したり、感染力を高めたりする可能性がある「非常に珍しい」変異を持つ。

医療機関からの初期情報によると、この変異株は国内最多の人口を有するハウテン州で急速に感染を拡大させている。他の8州にもすでに感染が及んでいる可能性があるという。

南アで確認された症例は約100例。ボツワナと香港でも確認されている。研究者によると、ハウテン州の新規感染者は90%がこの変異株への感染である可能性もある。



[ロイター]




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