火災で暴かれたロシア官僚の病的な習性

2018年4月2日(月)19時30分
マクシム・ トルボビューボフ(米ケナン研究所上級研究員)

公式の服喪期間が終わった今、国営メディアは「人々の感情を利用して」嘘を広めた者への攻撃を強めている。

4月に入りトゥレエフ知事は辞任した。「市井の声」に屈する形での辞任になるため、最高指導者より有権者への責任を果たすことになる、という批判が冗談ではなく本当にあった。

あるロシア政府関係者は地元紙に対し、ひざまずいて市民の許しを請うたチビリョフを「能力不足」と呼んだ。

ロシア官僚が「教義」にどれほど強く縛られているか分かる話だ。官僚は、ぎりぎりの状態にあっても人間味を封じ込める力を身につけていなければならない。

そして許しを求めるべき相手は誰かをわきまえなければならないのだ。

(翻訳::村井裕美)

This article first appeared on the Wilson Center site.

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