ネタニヤフがイラン攻撃を独首相に説明...「自衛の権利ある。イランは核兵器開発すべきでない」

6月13日朝、イスラエルのネタニヤフ首相は電話会談でドイツのメルツ首相(写真)に対し、イスラエルによるイラン攻撃について説明した。写真は10日、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Nadja Wohlleben)
イスラエルのネタニヤフ首相は13日朝の電話会談で、ドイツのメルツ首相に対し、イスラエルによるイラン攻撃について説明した。メルツ氏が声明で明らかにした。
声明はイスラエルには自衛の権利があり、イランは核兵器を開発すべきではないとの認識を示した。
ドイツが米英仏などのパートナー諸国と緊密に連携していることに言及し、「われわれは双方に対し、さらなるエスカレーションにつながり、地域全体を不安定化させる恐れのある行動を控えるよう求める」と呼びかけた。
メルツ氏は安全保障関係閣僚会議を招集した。イスラエルとイランをはじめとする中東地域に居住するドイツ国民を保護し、また国内のユダヤ人およびイスラエル関連施設の警備を強化するためにあらゆる必要な予防措置を講じることを決定した。
メルツ首相はドイツが長年にわたりイランの核兵器開発計画について懸念を表明しており、イランがウラン濃縮に関する情報開示義務を履行していないと述べた。
