インドがパキスタンを攻撃...「テロリストのインフラ」標的

インド政府は7日、インド軍が「シンドゥール作戦」を開始し、パキスタンのほか、 インド北部ジャンムー・カシミール準州の9カ所の地点を攻撃したと表明した。写真は7日、ムザファラバードで撮影(2025年 ロイター/Stringer)
インドは7日、パキスタンのほか、インド北部ジャンムー・カシミール準州にある9カ所の「テロリストのインフラ」を攻撃したと表明した。攻撃は的を絞ったもので、パキスタンの軍事施設は標的にしていないとしている。これに対し、パキスタン軍は報復を表明した。
インド政府は声明で「インド軍は『シンドゥール作戦』を開始し、パキスタンとパキスタン占領下のジャンムー・カシミールにあるテロリストのインフラを攻撃した。これらの場所からインドに対するテロ攻撃が計画され、指示されてきた」と表明。事態のエスカレートを避けるためにパキスタンの軍事施設は標的せず、インドは標的を選定し、作戦を実行するにあたり「相当の自制を示した」とした。
これに先立ち、パキスタンのムザファラバード周辺の山岳地帯と、同地域の2カ所で複数の大きな爆発音が聞こえたとパキスタンのテレビ局が報道。爆発音が聞こえた後、ムザファラバードで停電が発生した。
パキスタン軍報道官は放送局ARYに対し、インドがパキスタンの3カ所をミサイルで攻撃したとし、パキスタンは報復すると表明した。


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