赤十字国際委員会(ICRC)はウクライナ南部のカホフカ水力発電所のダム決壊について、埋まっていた地雷が洪水で拡散し今後数十年にわたって市民に重大な危険をもたらす恐れがあると警告した。

赤十字の武器汚染対策部門を率いるエリック・トレフセン氏は「以前はどこに危険があるか分かっていたが、もう分からない」と述べた。

2015年にデンマークで水中から見つかった第2次世界大戦中の地雷はまだ機能していたと話した。

トレフセン氏はウクライナにある地雷の正確な数は不明で「数が膨大であることしか分からない」と語った。またウクライナのような農業国では特に、どこに仕掛けてあるかも重要と指摘した。

ダムの下流域には対人地雷や対車両地雷の地雷原があるという。

ヘルソン州のロシアが支援する危機管理センターは8日、「地雷などの危険物の流出はあり得る」として住民に警戒を呼びかけ、「水が引き次第すぐに探査を開始する」と表明した。

[ロイター]
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