最新記事

事件

米フィラデルフィアとテネシーで銃乱射 計6人死亡・25人超負傷

2022年6月6日(月)10時05分
フィラデルフィアの銃撃現場で、逃げる人々

米東部ペンシルベニア州と南部テネシー州で4日から5日にかけて銃撃事件が相次ぎ発生し、少なくとも6人が死亡、25人以上が負傷した。写真はフィラデルフィアの銃撃現場で、逃げる人々の様子。監視カメラ映像より。(2022年 ロイター/South Street CCTV)

米東部ペンシルベニア州と南部テネシー州で4日から5日にかけて銃撃事件が相次ぎ発生し、少なくとも6人が死亡、25人以上が負傷した。警察当局が5日、明らかにした。

ペンシルベニア州フィラデルフィアでは4日深夜、バーやレストランが立ち並ぶ繁華街で口論をきっかけに発砲があり3人が死亡、少なくとも11人が負傷した。被害者のほとんどは、その場に居合わせた人々だった。

当局によると、4日夜にはこの繁華街で少なくとも3件の銃撃があり、少なくとも5人が関与しているとみられている。

テネシー州チャタヌーガでは5日未明に事件が発生。2人が撃たれて亡くなり、1人が逃げる途中に車にひかれ死亡した。このほか14人が負傷した。

いずれの事件でも容疑者は捕まっていない。

さらに地元メディアによると、5日未明にはミシガン州サギノーでも発砲があり、3人が死亡したという。

米国ではテキサス、ニューヨーク、オクラホマ州でも最近同様の事件が相次いでいる。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・過去10年進展なし、子供が殺されてもアメリカの「銃の自由」は崩れない
・世界には銃乱射後数日で武器使用を禁止できた国もあった
・相次ぐ銃乱射で共和党に改心の兆し?
・拳銃の売買を全国的に凍結へ 米国よりはるかに厳格なカナダの銃規制


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米韓通商協議に「有意義な進展」、APEC首脳会議前

ワールド

トランプ氏、習氏と会談の用意 中国「混乱の元凶」望

ワールド

ロシアとサウジ、OPECプラス協調「双方の利益」 

ワールド

維新、連立視野に自民と政策協議へ まとまれば高市氏
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人と参政党
特集:日本人と参政党
2025年10月21日号(10/15発売)

怒れる日本が生んだ「日本人ファースト」と参政党現象。その源泉にルポと神谷代表インタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ海で「中国J-16」 vs 「ステルス機」
  • 2
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道されない、被害の状況と実態
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    「心の知能指数(EQ)」とは何か...「EQが高い人」に…
  • 5
    「欧州最大の企業」がデンマークで生まれたワケ...奇…
  • 6
    イーロン・マスク、新構想「Macrohard」でマイクロソ…
  • 7
    【クイズ】アメリカで最も「死亡者」が多く、「給与…
  • 8
    「中国に待ち伏せされた!」レアアース規制にトラン…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収され…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 6
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 7
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ…
  • 8
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 9
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 10
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道され…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中