<「素晴らしい夜を過ごした」らしい>

廊下に散乱するのは、引き裂かれたおもちゃの数々──。

米ペンシルベニア州のある動物保護施設で職員のミスにより、ちょっとした事件が発生した。しかし、この出来事は施設に思わぬ幸運を呼び込むことに。

ベッドフォード群ヒューメインソサエティが地元放送局WTAJに語ったところによると、職員が鍵を掛け忘れたために、長年シェルターにいる犬のギリガンが夜中ケージから脱走してしまったという。しかし、この犬は姿を消すわけでもなく、無邪気なアイデアを実行することに心血を注いだようだ。

職員のジョイス・ロスは、朝、建物に到着したときの様子をこう振り返る。

「ドアに鍵をかけて中に入ると、ギリガンは走り回り、飛び跳ね、興奮していた。ギル、どうやって出てきたの?って感じ」

どうやらギリガンは犬小屋を出た後、施設に置いてあるおもちゃを使って一晩中遊び通したようだ。

「音の出ないおもちゃは端にどかし、音の鳴るおもちゃで遊んでいた」

「彼の様子から察するに、素晴らしい夜を過ごしたみたい。誇らしげだったから、とても」とロスは述べる。

@stardust9822 Gillagan had one crazy night last night. #funnydogvideos #shelterdogs #dog ♬ original sound - Stardust9822

TikTokに公開された愉快な動画は、(31日時点で)200万回を優に超える再生回数を記録。投稿が話題になったことで、協会には新たな寄付が殺到している。なお、ギリガンは幼い頃ひどい目に遭っていてヒトを怖がるため、里親の募集は行われていない。

マネージャーのジャネット・ゲイツは、ギリガンについて「施設のマスコットのような存在」と語る。

「彼はスタッフの心を満たし、私たちも彼のことを愛している」

【動画】ギリガン、夜に駆ける
【関連記事】