最新記事

感染第4波

東京都6日のコロナ新規感染591人、前週比94.2%に低下 重症者72人

2021年5月6日(木)21時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
2021年1月からの東京都の新型コロナウイルス新規陽性者数の推移。

東京都6日のコロナ新規感染591人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。グラフは毎週木曜日の新規陽性者数の推移。

東京都は5月6日、都内で新たに591人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

昨日の621人から30人の減少、また先週木曜4月29日の1027人から436人の減少となっている。7日間移動平均の新規陽性者数も736.6人で前週比94.2%と減っている。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:21人(約4%)
10代:42人(約7%)
20代:151人(約26%)
30代:122人(約21%)
40代:92人(約16%)
50代:70人(約12%)
60代:40人(約7%)
70代:27人(約5%)
80代:17人(約3%)
90代:9人(約2%)
となっている。また65歳以上の高齢者は72人となっており、全体の12%を占めている。

一方、重症者は前日の69人に対して72人で3人増加している。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は143,534人となった。

緊急事態宣言、5月末まで延長へ

こうしたなか、東京都と大阪府、兵庫県、京都府を対象とした昨年来3度目となる緊急事態宣言について、政府は5月末まで延長する方針を固めた。

4月25日から始まった3度目の緊急事態宣言については、政府は2週間強の短期集中で効果を期待していた。しかし4都府県の新規感染者数は、感染が最も深刻なステージ4の段階が続いており、とりわけ大阪府は重症患者の増加で医療崩壊とも呼べる危機的状況が続いている。政府内には宣言延長に慎重な意見もあったが、ここにきて延長は不可避と判断した。

東京都の小池知事は6日午後、都内の感染状況を評価するモニタリング会議後に会見し、緊急事態宣言の延長に関して「現在の措置を緩める状況にはないと考えている」と語っていた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米の和平案、ウィットコフ氏とクシュナー氏がロ特使と

ワールド

米長官らスイス到着、ウクライナ和平案協議へ 欧州も

ワールド

台湾巡る日本の発言は衝撃的、一線を越えた=中国外相

ワールド

中国、台湾への干渉・日本の軍国主義台頭を容認せず=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネディの孫」の出馬にSNS熱狂、「顔以外も完璧」との声
  • 4
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 5
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 6
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 7
    「裸同然」と批判も...レギンス注意でジム退館処分、…
  • 8
    Spotifyからも削除...「今年の一曲」と大絶賛の楽曲…
  • 9
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 10
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 9
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 10
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中