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海洋汚染

モーリシャス当局、座礁船「わかしお」を海に沈めて処分する作業を開始

2020年8月21日(金)10時37分

モーリシャス当局は、座礁して重油流出事故を起こした貨物船「わかしお」の船体に穴を開けて沈没させる作業を開始したと発表した。写真は18日公開の提供写真、撮影日不明(2020年 ロイター/Mobilisation Nationale Wakashio)

モーリシャス当局は20日、座礁して重油流出事故を起こした貨物船「わかしお」の船体に穴を開けて沈没させる作業を開始したと発表した。

作業は1200GMT(日本時間20日午後9時)ごろから開始されたという。

モーリシャス政府は20日、これ以上の環境汚染と海上ルートの妨害を回避するためこの措置を決定したとした。

「わかしお」は7月25日に座礁し、8月6日に燃料タンクから重油1000トン超が流出。モーリシャスは環境非常事態を宣言している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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