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中国とオーストラリアが戦略要衝パプアニューギニア巡り火花 南太平洋の勢力争い

2018年11月18日(日)09時29分

米軍グアム基地の脅威に

第2次世界大戦中、マヌス島には大規模な米海軍基地があり、米国の太平洋戦略に重要な役割を果たしていた。昨今は、オーストラリアが国外2カ所に設置し、物議をかもしている移民の一時収容施設の1つがある。

パプアニューギニアで中国がプレゼンスを高めれば、太平洋における西側諸国の航行に影響が及ぶ一方、中国がグアムの米軍基地に近づきやすくなると、専門家は指摘する。

「南シナ海のように、中国が太平洋で軍事化を進めることをオーストラリアは懸念している」と、前出のビスリー教授は指摘する。

問題は、中国がそのような強固な足場を築いているかどうかだと、外交官や当局者は話す。

パプアニューギニアは、対外債務全体の約4分の1に当たる約5億9000万ドルの対中債務を抱えている。南太平洋諸国の中で最大だ。

「中国の存在は至るところで見られる。主にパプアニューギニアへの投資を通じて成し遂げてきたものだ」と、フランスの外交官は語る。「パプアニューギニアが経済的に困難な今、中国の言うことがまかり通る」

(翻訳:伊藤典子 編集:久保信博)



Colin Packham and Philip Wen
[シドニー/北京 15日 ロイター]


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