最新記事

仮想通貨

ビットコインを入手する5つの方法まとめ

2016年11月25日(金)15時30分
コインポータル

人からもらう(ピア・トゥー・ピア、Peer to Peer)

 ビットコインはSuicaなどの電子マネーと異なり、個人から個人へ簡単に受け渡せるようになっている。もしも身近にビットコインを持っている人がいれば、その人に現金を渡してお互いが納得するレートでビットコインと交換してもらうことができる。また、英語での利用となるが交換したい人同士をマッチングするサービスもある。この場合、事前にスマホのアプリ(ビットコインのウォレット)をダウンロードしておこう。大体のウォレットは無料でダウンロードできる。

 ピア・トゥー・ピアで取引をする時には最初にいくらで交換するかを決めること、またビットコインが受信できたかどうかきちんと確認することが大切だ。ビットコインの取引がきちんと完了したかどうかは、ウォレットが取引の直後に表示する「承認」の数が基準となる。原則1つ目の承認を受けたらビットコインは使用できるようになるため、最低でもこの1つ目の承認を受けたか確認しよう。大半のウォレットでは、4〜6つの承認が出たら取引完了とみなす。

ゲームなどで無料でビットコインを手に入れる

 現在、プレイすると無料で少額のビットコインがもらえるゲームが実はいくつかある。詳細は下の関連記事から見て欲しいが、サルトビ、ゲーム・オブ・バード、ビットコインエイリアン、タカラなどのゲームで遊びながらビットコインを手に入れてみるのは、初めての方にもハードルが低い入手方法だ。
(関連記事)無料でビットコインが手に入るゲーム

マイニングで報酬として手に入れる

 最後に番外編として、初心者の方にはハードルが高くて現実的ではないかもしれないが、「マイニング」という方法をご紹介する。ビットコインは、マイニングと呼ばれるビットコインの送受信を成立させるための確認・記録のための計算作業をもとに成り立っている。この作業を行うと、報酬としてビットコインが入手できる。

 この計算には高性能の計算機を利用して莫大な電気を消費するため、現在日本国内でマイニングを行っても採算の見込みはないといわれている。編集部でも以前挑戦してみているので、下記記事を参照してみてほしい。
(関連記事) マイニングに挑戦!

 以上、スタンダードなものからちょっとマニアックなものまで、ビットコインを入手する方法をいくつかご紹介してきた。ビットコインは一見ハードルが高くて難しく見えるが、一度入手して、さらにはどこかで使うという体験がもっとも理解が早まる。それぞれのメリット、デメリットを意識しながら最適な入手方法を選んでみてほしい。

※当記事は「コインポータル」からの転載記事です。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

街角景気7月は1.5ポイント上昇、プラス要因が円安

ビジネス

午後3時のドルは142円後半へ反発、米金利高で雇用

ワールド

ベトナム、台風11号関連の死者35人・24人不明 

ビジネス

日経平均は5日続落、米雇用統計後の株安が重し 売り
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本政治が変わる日
特集:日本政治が変わる日
2024年9月10日号(9/ 3発売)

派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元で7ゴール見られてお得」日本に大敗した中国ファンの本音は...
  • 3
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が増加する」農水省とJAの利益優先で国民は置き去りに
  • 4
    メーガン妃が自身の国際的影響力について語る...「単…
  • 5
    ロシア国内の「黒海艦隊」基地を、ウクライナ「水上…
  • 6
    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…
  • 7
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 8
    メーガン妃の投資先が「貧困ポルノ」と批判される...…
  • 9
    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…
  • 10
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 5
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 6
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 7
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 8
    エルサレムで発見された2700年前の「守護精霊印章」.…
  • 9
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 10
    死亡リスクが低下する食事「ペスカタリアン」とは?.…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新研究】
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
  • 10
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中