最新記事

セレブ

スクランブル交差点で素通りされるリル・パンプの映像が話題に

2022年8月24日(水)20時35分
川口陽
リル・パンプ

ツイッターでは100万人以上のフォロワーを抱えるリル・パンプ(2019年2月) Andrew Kelly-REUTERS

<渋谷が大騒ぎ──にはならず>

人気ラッパーのリル・パンプが日本の繁華街で気付かれずに佇んでいる動画がソーシャルメディア上で反響を呼んでいる。

リル・パンプは2000年生まれのアメリカ人アーティスト。両親はコロンビア系で本名はガジィ・ガルシア。17年にリリースした「グッチ・ギャング」が大ヒットし、一躍スターダムにのし上がった。

音楽活動以外にも自宅で銃の発砲騒ぎを起こしたり、無免許運転で逮捕されるなど話題には事欠かない。20年の大統領選ではドナルド・トランプを支持し、選挙集会にも参加。「スリーピー・ジョー(バイデンのこと)に投票しないように」と観衆に呼び掛けた。このイベントでは、トランプが彼の名を「リトル・ピンプ」と言い間違える一幕もあった。

そんなお騒がせなスターが渋谷に現れた。今回の映像はスクランブル交差点で撮影されている。

マスクもサングラスもせず、多くの人が行き交う交差点の真ん中で声を掛けられるのを待つ彼だが、予想に反して通行人は彼の存在を気にも留めずに歩き去っていく。周囲を見回してみても立ち止まる人はおろか、ひそひそ話する人も見当たらない。

想定外の展開に大物ラッパーも苦笑いを見せ、最後にはお手上げする始末。

動画を視聴したTikTokユーザーの@rroman510は「多分彼らはジャック・スパロウだと思ってるよ」とコメントし、多くのユーザーの笑いを誘った。この投稿は(24日の時点で)20万以上の「いいね」を獲得している。

なお同じ場所で撮影された別の動画には、記念撮影を求める日本のファンの姿も見られた。この映像は本人のツイッターアカウントで視聴できる。

次の来日でも同じパフォーマンスを期待していいだろうか。

【映像】渋谷で気付かれずに素通りされるリル・パンプ

ニューズウィーク日本版 岐路に立つアメリカ経済
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年6月3日号(5月27日発売)は「岐路に立つアメリカ経済」特集。関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、鉄鋼関税50%に引き上げ表明 6月4日

ビジネス

アングル:トランプ関税、世界主要企業の負担総額34

ワールド

トランプ米大統領、日鉄とUSスチールの「パートナー

ワールド

マスク氏、政府職を離れても「トランプ氏の側近」 退
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プーチンに、米共和党幹部やMAGA派にも対ロ強硬論が台頭
  • 3
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言ってがっかりした」
  • 4
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 5
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 6
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 7
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 8
    ワニにかまれた直後、警官に射殺された男性...現場と…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 3
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多い国はどこ?
  • 4
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 5
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 6
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 9
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 6
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中