最新記事

ビジネス

人付き合いには「計算」があって当たり前...マーケティング思考の役立て方を学ぶ

2022年9月27日(火)12時11分
flier編集部
女性インタビュアー

kyonntra-iStock

<マーケティングの担当でなくとも、マーケティング的な視点を持つことはすべてのビジネスパーソンに必須となりつつある>

自分はマーケターじゃないから、マーケティングの知識なんていらない――。そう思っている人は損をしているかもしれません。

実はマーケティング力は、あらゆる活動で使えるスキルです。営業や企画、PRなどといった実務から、転職やキャリアアップ、人脈づくり、SNSでの発信まで、マーケティングの視点が役立つ範囲は多岐にわたります。

この記事では「マーケティング本」の “テッパン”、おすすめの3冊をピックアップしました。マーケティングの経験がなくても大丈夫。まずは1冊、読んでみませんか?(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)

◇ ◇ ◇


220922fl_mkt01.jpg

コトラーのマーケティング入門
 著者:フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング、マーク・オリバー・オプレスニク
 監訳:恩藏直人
 翻訳:アーヴィン香苗、小林朋子、パリジェン聖絵、宮崎江美
 出版社:丸善出版
 要約を読む

1冊目にご紹介するのは、「近代マーケティングの父」と呼ばれるフィリップ・コトラーらが執筆した『コトラーのマーケティング入門【原書14版】』。

難しそうに見えるかもしれませんが、ご安心を。エミレーツ航空、アップル、ロレックス、Airbnb、パタゴニア、ネットフリックスなど、有名企業のマーケティング戦略にふれながら楽しく学べます。

220922fl_mkt02.jpg

Z世代マーケティング
 著者:ジェイソン・ドーシー&デニス・ヴィラ
 翻訳:門脇弘典
 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
 要約を読む

2冊目は、Z世代の世界をリアルに理解できる『Z世代マーケティング』です。

Z世代に商品・サービスを売ることから、優秀なZ世代を採用して一緒に働くことまで、幅広いシーンで役立つ知識がぎゅっと詰まっています。きっと心地よいカルチャーショックを受けるとともに、新たな視点を得られるはずです!

220922fl_mkt03.jpg

セールスコピー大全
 著者:大橋一慶
 出版社:ぱる出版
 要約を読む

最後にご紹介するのは、「いらない」を「これ欲しい」に変えるライティングスキルが身につく『セールスコピー大全』。

「商品とか広告のキャッチコピーを作る人向けの本でしょ?」と思い込んで読まないのはもったいない! コピー力を上げれば、提案資料や稟議書の通過率が上がったり、スルーされないメールを書けるようになったりするでしょう。

マーケティング本の定番3冊をご紹介しました。マーケティングは、もはやビジネスパーソンの必須教養といえます。興味のあるものからチェックしてみましょう!

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、円は日銀の見通し引き下げ受

ビジネス

アップル、1─3月業績は予想上回る iPhoneに

ビジネス

アマゾン第1四半期、クラウド事業の売上高伸びが予想

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官解任し国連大使に指
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中