最新記事
軍事ロールス・ロイス、エンジン事業のロシア売却にノルウェー政府が「待った」 その理由は?
ノルウェー政府が、英ロールス・ロイス傘下のエンジン部門をロシア企業に売却する計画を差し止めた問題を巡り、オスロのロシア大使館は「深刻な懸念」を表明した。ロンドン市内で昨年10月撮影。(2021年 ロイター/Peter Cziborra)
ノルウェー政府が、英ロールス・ロイス傘下のエンジン部門をロシア企業に売却する計画を差し止めた問題を巡り、オスロのロシア大使館は「深刻な懸念」を表明した。
ノルウェー法務省は9日、ロールス・ロイスが傘下のベルゲン・エンジンをロシアのTMHグループに売却する計画について、安全保障上の観点から調査するため差し止めを命じたと明らかにした。
これに対しロシア大使館は「(TMHグループは)知名度の高い民間企業であり、長年にわたって国際的に事業展開を行っている。ノルウェーの反ロシア的とも受け取れる見解は重大な懸念を引き起こす」と指摘した。
ロールス・ロイスは2月、経営立て直しに向けた資産売却計画の一環でベルゲン・エンジンを1億5000万ユーロ(1億7800万ドル)で売却する計画を明らかにしていた。ベルゲン・エンジンは北大西洋条約機構(NATO)のメンバーであるノルウェー海軍に製品を納入している。
【話題の記事】
・フィット感で人気の「ウレタンマスク」本当のヤバさ ウイルス専門家の徹底検証で新事実
・新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...
→→→【2021年最新 証券会社ランキング】