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米司法省、新型コロナウイルスで暴落前の議員による株式取引を調査

2020年3月30日(月)15時24分

CNNが関係筋2人の話として報じたところによると、米司法省はコロナウイルスの感染拡大を受けた株価急落前に複数の議員が行った一連の株式取引について調査を始めた写真は司法省。ワシントンで2月撮影(2020年 ロイター/Mary F. Calvert)

CNNが関係筋2人の話として報じたところによると、米司法省はコロナウイルスの感染拡大を受けた株価急落前に複数の議員が行った一連の株式取引について調査を始めた。

調査はまだ初期の段階で、証券取引委員会(SEC)と協力して進めているという。

CNNによると、連邦捜査局(FBI)は少なくとも1人の議員に情報提供を求めた。この議員は共和党のリチャード・バー上院議員という。

複数の報道によると、新型コロナを巡っては、非公開の説明を受けた共和党の上院議員2人が、株式市場が急落する前に保有株を大量に売却していた。

バー議員は今月、一般的な報道に基づいて株式の売却を決めたと述べている。

司法省、バー議員のコメントはとれていない。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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