29年度の新規国債38兆円に膨張、利払い負担が急増=後年度影響試算
2月17日、政府が近く国会に提出する「後年度影響試算」の概要が判明した。写真は2022年11月、都内で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Takaya Yamaguchi
[東京 17日 ロイター] - 政府が近く国会に提出する「後年度影響試算」の概要が判明した。金利上昇に伴う利払い負担が増え、2029年度の新規国債発行額は38.0兆円に膨張する。ロイターが概要を確認した。
1.5%成長を前提にした場合、利払い分を含む29年度の国債費は40.3兆円に急増。歳出全体(136.5兆円)の約3割を占める規模に膨らむ。高税収は維持するが、差額の新規国債は26年度当初の29.6兆円を大きく上回る。
一方、3%成長を実現した場合は、国債費が41.3兆円とさらに増える。1.5%成長時の想定と同様に、歳出全体(139.7兆円)の約3割が国債費となり、政策経費を圧迫する姿となる。
3%成長を実現した場合の税収は95.5兆円まで増える。ただ、国債費の増加に伴う歳出圧力を抑えきれず、新規国債の発行額は36.3兆円に膨らむ。
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