Gayatri Suroyo Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア当局が1日発表した8月の貿易統計によると、輸出額は前年同月比5.78%増の249億6000万ドルで、過去4カ月で最も低い伸びとなった。ただ、市場予想の5.5%増をわずかに上回った。

輸出業者は米国への出荷を前倒しし、関税が8月7日に発動されるまでの数カ月間で貿易黒字を増加させていた。

米国はインドネシア製品に対する関税率を19%に設定した。

米国向け輸出額は27億2000万ドルで、前月比で12.4%減少したが、前年比では約3%増となった。

8月の全体の輸入額は194億7000万ドルで、前年同月比6.56%減少した。市場は1.6%減を予測していた。

8月の貿易黒字は54億9000万ドルで、市場予想の40億ドルを上回り、月間ベースで約3年ぶりの大きさとなった。前月は41億7000万ドルの黒字だった。

ペルマタ銀行のエコノミスト、ファイサル・ラックマン氏は、米国向け出荷が減少する可能性があることや、世界的な需要、特に中国の需要が低迷していることから、年内の輸出は軟調に推移すると予想。一方、インドネシア政府による米国製品購入へのコミットメント、中国製品流入の可能性、政府の成長促進政策を背景に輸入は増加する可能性があると述べた。

<9月インフレ率は加速>

インドネシアの9月の前年比インフレ率は2.31%から2.65%に上昇。中央銀行の目標範囲(1.5─3.5%)内に収まった。市場予想は2.50%だった。

食品価格と輸送価格の上昇を受けて加速した。

9月のコアインフレ率は2.19%で、予想と一致した。

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