Trevor Hunnicutt

[ワシントン 11日 ロイター] - バイデン米大統領はトランプ次期大統領の就任を前に、ロシア、イラン、北朝鮮、中国の連携強化に対抗するための新戦略策定を国家安全保障機関に指示した。

バイデン氏は10日に公表した国家安全保障に関する文書で、ウクライナでのロシアの軍事活動にイランが協力している見返りに、ロシアがイランに戦闘機、ミサイル防衛システム、宇宙技術を提供していると結論付けた。また、ロシアは北朝鮮に対し、燃料や資金、技術を提供し、事実上の核保有国として認識しているほか、中国と北極圏で合同巡航を行っていると指摘した。

バイデン氏は、米政府のさまざまな部門に対し、現在地域別に編成されているグループを再編し、欧州とアジアにまたがるこの4カ国を結びつける問題により重点を置くよう命じている。

この文書の戦略と政策提案は、1月20日に就任するトランプ大統領によって実行されるか、あるいは完全に拒否される可能性がある。

匿名を条件にある政府高官は「新しいチームと議会が実際に活動を開始できるよう、新たな選択肢を作りたい」と語った。

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