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トランプ氏が15州で勝利確実、ハリス氏はワシントンと7州制す 米大統領選

2024年11月06日(水)12時54分

 5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が進み、エジソンリサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領が15州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領は首都ワシントンと7州を制した。メーン州の投票所で撮影(2024年 ロイター/David Swanson)

[アトランタ(米ジョージア州) 5日 ロイター] - 5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が進み、エジソン・リサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領が15州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領は首都ワシントンと7州を制した。

米東部時間午後9時半(日本時間6日午前11時半)時点でワシントンと41州で投票が締め切られており、選挙人獲得数はトランプ氏が162人、ハリス氏が81人となった。全米538人の選挙人のうち270人を獲得した候補が当選する。

開票速報は事前の予想通りとなっており、激戦7州が最終的に勝敗を左右するとみられるが、激戦州全ての結果が判明するまで数時間あるいは数日かかる可能性がある。

調査会社デシジョン・デスクHQはトランプ氏が激戦州ノースカロライナで勝利を確実にしたと伝えたが、他のメディアやエジソンリサーチはまだ勝敗の判断を出していない。

エジソン・リサーチによると、同じく激戦州のジョージアでは開票率77%の段階でトランプ氏の得票率が52.3%と、ハリス氏の47.1%を上回っている。

出口調査速報では投票者の48%がハリス氏に好意的と回答し、トランプ氏は44%となった。有権者の73%が米国の民主主義が脅かされていると捉え、約3分の1がそれぞれ民主主義と経済を最も重要な争点だと考えていることも分かった。[nL6N3LZ083]

各地の投票所では多くの有権者が列を作り、一部の州で混乱が起きた以外は整然と投票が行われた。連邦捜査局(FBI)は激戦州の一部で投票所にロシアから発信されたとみられる偽の爆破予告があったと発表した。[nL6N3MC0MM]

トランプ氏は投票締め切りの数時間前に自身のプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、激戦州ペンシルベニアのフィラデルフィアで「大規模な不正があったと多く語られている」と主張。その後、ミシガン州デトロイトでも不正があったと投稿した。

地元当局は偽情報だとしている。

この日、フロリダ州の邸宅近くで投票したトランプ氏は記者団に対し「もし私が負け、選挙が公正であれば、私は真っ先にそれを認めるつもりだ」と語った。[nL6N3MC0M1]

関係筋によると、トランプ氏は邸宅兼高級リゾート「マールアラーゴ」で選挙結果を見守り、その後に近くの集会所で支持者に演説する予定だという。実業家イーロン・マスク氏もトランプ氏と一緒に開票結果を見ると述べた。

ハリス氏はこの日、ラジオのインタビューで有権者に投票を呼びかけた。同日中に首都ワシントンにある母校のハワード大学で学生向けに演説する予定。

*内容を更新しました。

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