ニュース速報

ワールド

米、イラン産石油・石化製品取引関与で中国などの企業に制裁

2022年08月02日(火)14時55分

 8月1日、米政府は、イラン産の石油と石油化学製品の東アジアへの販売を手助けしたとして、中国などの企業に対して制裁措置を発動し、イランへの圧力を強めた。写真はイメージ。3月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米政府は1日、イラン産の石油と石油化学製品の東アジアへの販売を手助けしたとして、中国などの企業に対して制裁措置を発動し、イランへの圧力を強めた。

米財務省と国務省が別々に発表した制裁措置は、香港に拠点を置く4社、シンガポールが拠点の1社、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点をを置く1社の計6社が対象となった。

財務省はイラン最大の石化製品仲介業者の1つ、ペルシャ湾石油化学産業会社がイラン産石油および石化製品の東アジアへの販売を容易にするために、これらの企業を使ったと主張。

制裁対象は在米資産が凍結され、米企業との取引が原則禁じられる。対象企業と特定の取引を行う企業も、制裁の対象となる恐れがある。

イラン絡みで中国企業が米制裁の対象に指定されたのは、過去2カ月間で3回目。

ブライアン・ネルソン米財務次官(テロ・金融情報担当)は、米国は引き続きイラン核合意履行にイランとともに完全復帰するために外交の道を探っていると表明。「イランが完全な義務履行に復帰する準備が整うまで、イラン産石油・石油化学製品の違法な販売に対する制裁を継続する」とした。

イラン外務省のナセル・カナニ報道官は新たな制裁に関し、イランは米政権の制裁継続に「断固たる」対応を取ると表明した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米当局と緊密に連携し「適切に対応」、今夕の円急騰に

ワールド

ウクライナ第2の都市ハルキウに攻撃、広範囲に停電 

ビジネス

ECB、ロシアの軍事的ショックに備える必要=リトア

ビジネス

中国の香港経由の金輸入、12月は前月比24%減 価
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化はなぜ不可逆なのか
  • 3
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに...宇宙船で一体何が?
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 9
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 10
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中