ニュース速報

ワールド

ミャンマー、クーデター反対派が抗議拡大を呼び掛け 国軍に反発

2021年02月17日(水)12時55分

  国軍が全権を掌握したミャンマーで、クーデター反対派が一段の抗議運動拡大を呼び掛けている。写真はヤンゴンでのデモ。16日撮影(2021年 ロイター)

[17日 ロイター] - 国軍が全権を掌握したミャンマーで、クーデター反対派が一段の抗議運動拡大を呼び掛けている。ミャンマー国軍が先の選挙で選ばれた政府を追放したのはクーデターではないとの認識を示したことに激しく反発した。

国軍報道官は16日、選挙を実施して勝利した政党に権限を移譲すると表明。暴力をあおり、公務員を脅迫しているとして、抗議運動を批判した。

これに対しクーデター反対派は、公正な選挙が実施されるか疑わしいと批判。アウン・サン・スー・チー氏らの追放が国民の幅広い支持を得ているとする国軍の主張は誤りだとし、それを証明するため抗議運動に集結するよう呼び掛けた。

スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)幹部は「一団となって行進しよう。若者と国家の将来を台無しにした国軍に、我々の力を見せつけよう」とツイッターに投稿した。

ミャンマーでは、軍事クーデターに反対するデモが2月6日から連日行われており、時には数十万人が参加することもある。

一方、勾留されているスー・チー氏が再び訴追されたことなどを巡り、英米を始めとする海外からの批判も高まっている。

ミャンマーの人権状況を担当する国連のアンドリュース特別報告者は、抗議活動参加者への暴力行為が行われる可能性に懸念を表明。声明で「ミャンマー国民に対する、自由および基本的人権の侵害は直ちにやめるべき」とした。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米関税率は従来水準へ、一部15%超 中国は現状維持

ワールド

サウジ、緊急対応で原油生産増を計画 米のイラン攻撃

ワールド

ロシア、キューバへの燃料支援の可能性協議─副首相=

ワールド

25年の報道関係者殺害129人、過去最多 ガザでの
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された「恐怖の瞬間」映像が話題に
  • 3
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違憲とした「単純な理由」
  • 4
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 5
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 6
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 7
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 8
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 9
    「バカにされてる」五輪・選手村で提供の「アメリカ…
  • 10
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中