ニュース速報

ワールド

原油先物上昇、ブレントは一時60ドル突破 減産や景気刺激策期待で

2021年02月08日(月)16時11分

2月8日、アジア時間の取引で、原油先物は上昇。北海ブレント先物は1バレル=60ドル台に迫っている。米テキサス州ミッドランドの油田で2018年8月撮影(2021年 ロイター/Nick Oxford)

[シンガポール 8日 ロイター] - 8日の原油先物は上昇し、1年強ぶりの高値を付けた。北海ブレント先物は一時1バレル=60ドルを突破。主要産油国による協調減産と米国の追加刺激策への期待感が背景にある。

期近の北海ブレント先物(4月限)は一時、昨年1月以来の高値となる60.06ドルを付けた。0537GMT(日本時間午後2時37分)時点で0.64ドル(1.1%)高の59.98ドル。

米WTI先物(3月限)は0.65ドル(1.1%)高の57.50ドルと、昨年1月以来の高値。

石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」による減産に加え、サウジアラビアは2月と3月の産油量を追加で削減すると約束しており、グローバル市場の均衡と価格支援に寄与している。

OCBCのエコノミスト、ハウイー・リー氏によると、サウジは先週、アジア向け月間原油価格について、小幅引き下げ予想にもかかわらず据え置いた。同氏はこれについて「非常に強気のシグナル」とした上で、「サウジがこのような姿勢の時に市場であえてショートポジションを取ろうとする者がいるとは思えない」と付け加えた。

また、ANZのアナリストは「(先週末発表の)米雇用統計が低調だったことで、追加刺激策への期待が強まった」と指摘した。

このほか、ドル安も資源相場を支援している。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「高市ラリー」再開か、解散検討報道で思惑

ビジネス

トランプ米大統領、クレジットカード金利に10%の上

ビジネス

関税返還となった場合でも米財務省には十分な資金=ベ

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 6
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 7
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 8
    決死の嘘が救ったクリムトの肖像画 ──ナチスの迫害を…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中