ニュース速報

ワールド

トランプ政権、SMICとCNOOCをブラックリストに=関係者

2020年11月30日(月)13時22分

 11月29日 米トランプ政権は、中国軍が所有または支配しているとみなされる中国企業のリストに中芯国際集成電路製造(SMIC)と中国海洋石油(CNOOC)を追加する見通し。写真は2017年3月、香港で開いたCNOOCで撮影(2020年 ロイターS/Bobby Yip)

[ワシントン 29日 ロイター] - 米トランプ政権は、中国軍が所有または支配しているとみなされる中国企業のリストに中芯国際集成電路製造(SMIC)と中国海洋石油(CNOOC)を追加する見通し。書面や関係者の話から明らかになった。米国からの投資が禁止され、バイデン新政権誕生を数週間後に控えて中国との緊張が高まる可能性がある。

ロイターは今月、国防総省が新たに中国軍の支配下にあるとみられる4社のリスト追加を計画していると報じた。追加されればリスト対象企業は35社となる。

連邦公報での発表がいつになるかは不明。ただ、書面や3人の関係者によると、SMICとCNOOCのほかに、China Construction Technologyと中国国際工程諮詢がリストに加わる見通し。

SMICは米政府と建設的かつオープンな関係を継続していくとした。同社の製品とサービスは民間と商用利用だけが目的とし、中国軍とは関係がなく、軍のための製造も行っていないと主張した。

国防総省、ワシントンの中国大使館、CNOOCはコメントの要請に応じていない。バイデン陣営はコメントを控えた。

今回の動きは、トランプ政権の対中強硬路線を固め、その路線をバイデン新政権でも維持させることが目的とみられている。

また中国が新しい民間技術を軍事目的に利用するため企業に協力を求めていると米政府はみており、そうした取り組みに照準を合わせている。

ロイターは先週、トランプ米政権が航空宇宙分野などの中国企業89社について、軍に関連しているとして、米国の製品や技術の購入を制限することを検討していると報じた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英中首脳会談、不法移民問題で協力合意 ウイスキー関

ビジネス

NEC、純利益予想を2600億円に上方修正 国内I

ワールド

米銀大手、新生児向け「トランプ口座」への拠出表明 

ビジネス

ロシアのルクオイル、米カーライルへの海外資産売却で
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中