ニュース速報

ワールド

米中の「第2段階」通商合意、複数回に分割も=米財務長官

2019年12月15日(日)16時00分

 14日、ムニューシン米財務長官は米中が「第1段階」の通商合意に至ったことについて、世界経済の成長にとって「非常に良い」と述べた上で、第2段階の合意には複数回の段階を経て至る可能性があるとした。10月撮影(2019年 ロイター/Yuri Gripas)

[ドーハ 14日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は14日、米中が「第1段階」の通商合意に至ったことについて、世界経済の成長にとって「非常に良い」と述べた上で、第2段階の合意には複数回の段階を経て至る可能性があるとした。カタールで開かれたドーハフォーラムで語った。

米中両政府は13日、通商協議で「第1段階」の合意に至った。[nL4N28N3GZ]

ムニューシン長官は「第1段階」合意の詳細を記したファクトシートは双方による事実と文言のチェックが終わった後、14日遅くか15日に明らかになると述べた。

長官は「『第1段階』の合意が来年1月に完全に履行されることを期待する」とし、「最も重要なのは、履行可能な『第1段階』合意の確実な履行だ。その後に、『第2段階』合意の交渉を始める」と強調した。

その上で、「『第2段階』には重要な課題が残っている」とし、「第2段階」の中でも、おそらくはA、B、Cとさらに段階が分かれるとの見方を示した。

通商合意によってトランプ米大統領の再選の可能性は高まるかと問われると、長官は「大統領は何が起ころうと再選するだろう。大統領は素晴らしい経済を築くとともに、国家の安全保障に非常に力を入れているからだ」と語った。

また、米政府が多くの国に幅広く、定期的に制裁を課すことで、世界の準備通貨としてのドルの長期的な地位が損なわれる可能性について問われると、制裁は軍事衝突の代替手段としてしばしば用いられると説明。「だが、われわれが制裁について注意深くしていなければ、人々は他の通貨を使い始めるだろう」とも述べた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ノボとヒムズが和解、肥満症調剤配合薬の特許侵害訴訟

ワールド

米、石油備蓄の協調放出検討 他の選択肢も=エネルギ

ワールド

米の要請で和平協議延期、新たな協議に応じる用意=ゼ

ワールド

トランプ氏、イラン最高指導者へのモジタバ師選出に「
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目のやり場に困る」密着ウェア姿がネットを席巻
  • 4
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ル…
  • 5
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    プーチンに迫る9月総選挙の暗雲
  • 10
    なぜ脳は、日本的「美」に反応する? 欧米の美とは異…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中