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独経済相、EU諸国にサウジへの武器輸出中止呼び掛け
2018年10月22日(月)18時50分
10月22日、ドイツのアルトマイヤー経済相(写真)はサウジアラビア人の反体制記者ジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑を巡り、不透明感が晴れない限りはドイツと同様にサウジへの武器売却を中止するよう欧州連合(EU)加盟国に呼び掛けた。7月撮影(2018年 ロイター/Fabrizio Bensch)
[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツのアルトマイヤー経済相は22日、サウジアラビア人の反体制記者ジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑を巡り、不透明感が晴れない限りはドイツと同様にサウジへの武器売却を中止するよう欧州連合(EU)加盟国に呼び掛けた。
メルケル首相は21日、真相が明らかになるまでサウジへの武器輸出を停止する方針を示した。
アルトマイヤー経済相は、事件を巡るサウジ政府の説明はこれまでのところ不十分だとし、公共放送ZDFに「何が起きたのかを知る必要があり、当面の武器輸出をこれ以上承認しないことで独政府は一致している」と語った。
また、サウジ政府への圧力を強めるため、他のEU諸国もサウジへの武器輸出を中止すべきだとし、「欧州で共同歩調を取ることが重要だ」と強調した。
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