ニュース速報

ワールド

米国人牧師巡るトルコとの対立、「今後数日」で解決期待=米国務長官

2018年08月06日(月)15時32分

 8月4日、ポンペオ米国務長官は、トルコで拘束されている米国人が「向こう数日間で」解放されることを期待していると述べた。ポンペオ長官は前日、トルコのチャブシオール外相(写真)と会談した。ニコシアで7月撮影(2018年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)

[シンガポール 4日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は4日、トルコで拘束されている米国人が「向こう数日間で」解放されることを期待していると述べた。ポンペオ長官は前日、トルコのチャブシオール外相と会談した。

米財務省は1日、米国人牧師アンドリュー・ブランソン氏の拘束に関与したとして、トルコのギュル法相とソイル内相に制裁を科した。また米国は大使館職員3人の解放も求めている。[nL4N1UT02M]

ポンペオ長官はシンガポールで記者団に対し、チャブシオール外相との会談は建設的だったと述べた。ブランソン氏を解放し帰国を認め、同様にトルコ当局に拘束されている他の人物も解放すべきだと明確に伝えたとし、「向こう数日間で実現することを期待している」と語った。

この問題がトルコの北大西洋条約機構(NATO)加盟を脅かすかどうかとの質問に対しては、「トルコは米国が協力を継続していく意図のあるNATO加盟国だ」と答えた。

チャブシオール外相は会談後、「当然ながら一回の会談ですべての問題の解決を望むことはできないが、協力して取り組み、対話を続けることで合意した」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ispace、月面着陸また失敗 通信途絶し「ハード

ワールド

グリーンランド領有権で米大統領の圧力に屈しない=デ

ビジネス

消費支出、4月は前年比0.1%減 2カ月ぶりマイナ

ビジネス

日経平均は小反発で寄り付く、主力株の一角底堅い
MAGAZINE
特集:韓国新大統領
特集:韓国新大統領
2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット騒然の「食パン座り」
  • 3
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪んだ認知
  • 4
    壁に「巨大な穴」が...ペットカメラが記録した「犯行…
  • 5
    女性が愛馬に「後輩ペット」を紹介...亀を見た馬の「…
  • 6
    韓国新大統領にイ・ジェミョンが就任 初日の執務室で…
  • 7
    プールサイドで食事中の女性の背後...忍び寄る「恐ろ…
  • 8
    50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが…
  • 9
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 10
    脳内スイッチを入れる「ドーパミン習慣」とは?...「…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 4
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 5
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 6
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 7
    ウクライナが「真珠湾攻撃」決行!ロシア国内に運び…
  • 8
    猫に育てられたピットブルが「完全に猫化」...ネット…
  • 9
    日本の女子を追い込む、自分は「太り過ぎ」という歪…
  • 10
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 10
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中