Kentaro Okasaka

[東京 10日 ロイター] - 三井化学は10日、中東情勢の緊迫化を受け、エチレンの減産⁠を行っていると明らかにした。千葉県と大阪府の工場で今週から稼働率を下げている。ホルム⁠ズ海峡を船舶が通航できなくなっている状況⁠から、原料のナフサ調達に影響が出る可能性があるため。

広報担当者は、生産の正常化など今後の見通しについては「全くコメン⁠トできる状況にはない」と述べた。減産規模⁠は非⁠公表。

エチレンを巡っては、三菱ケミカルグループも9日、ナフサの調達減が避けられないと判断、減産対応を開始したと明らかにしてお⁠り、影響が広がっている。

出光興産も、中東情勢の影響が長期化する場合、エチレン生産を停止する可能性があると取引先に説明している。

エチレンはポリエチレンなどさま⁠ざまな有機化学製品の原料となり、石油化学工業における基礎原料。石油化学工業協会の統計によれば、ナフサの輸入は中東に計73.6%を依存している。

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