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三井化学、中東情勢受けエチレン減産開始 化学製品への影響拡大
2026年03月10日(火)14時14分
Kentaro Okasaka
[東京 10日 ロイター] - 三井化学は10日、中東情勢の緊迫化を受け、エチレンの減産を行っていると明らかにした。千葉県と大阪府の工場で今週から稼働率を下げている。ホルムズ海峡を船舶が通航できなくなっている状況から、原料のナフサ調達に影響が出る可能性があるため。
広報担当者は、生産の正常化など今後の見通しについては「全くコメントできる状況にはない」と述べた。減産規模は非公表。
エチレンを巡っては、三菱ケミカルグループも9日、ナフサの調達減が避けられないと判断、減産対応を開始したと明らかにしており、影響が広がっている。
出光興産も、中東情勢の影響が長期化する場合、エチレン生産を停止する可能性があると取引先に説明している。
エチレンはポリエチレンなどさまざまな有機化学製品の原料となり、石油化学工業における基礎原料。石油化学工業協会の統計によれば、ナフサの輸入は中東に計73.6%を依存している。





