Hiroko Hamada

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比323円99銭高の5万7467円83銭で取引を終えた。前日の米株高や為替の円安進行が支えとなった。指数寄⁠与度の高い銘柄の一角が堅調で相場を押し上げ、一時565円高と、10日に付けた終値ベースの最高値を上回る場面があった。

日経平均は前営業日比328円高で寄り付いた後、上げ幅を広げ、後場に一時565円高の5万7709円82銭まで上昇した。前日の米ハイテク株高の流れ⁠を引き継いで、半導体関連が買われ、指数の支えとなった。為替の円安進行も投資家心理を支え、プライム市場では7割近くの⁠銘柄が上昇した。

買いが一巡した後は上げ幅をやや縮小し、5万7400円台を軸にもみ合いとなったが、底堅さは維持された。

18日の首相指名選挙を経て第2次高市早苗内閣が発足した。全閣僚が再任されたことで、「2026年度当初予算の年度内成立が本格的に進みそうで、マーケットにとってはポジティブ」(東海東京インテリジェンス・ラボの⁠シニアアナリスト・澤田遼太郎氏)との声が聞かれた。

澤田氏は、安定した政権基盤は特に海外勢から評価されやすく、「日経平均⁠はまだ⁠上方向を試す展開となるだろう」とみる。目先は大台の6万円台に乗せられるかが注目されるという。

TOPIXは1.18%高の3852.09ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.18%高の1984.94ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆1048億8000万円だった。東証33業種では、非鉄金属、ゴム製品、鉱業など28業種が値上がり。空運、繊維製品、⁠パルプ・紙など5業種は値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.18%高の760.63ポイントと、小幅に続伸した。

個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロン、ソフトバンクグループが堅調。信越化学工業、イビデンも高い。一方、アドバンテストは軟調。権限のない第三者がネットワークの一部に不正アクセスし、ランサムウエアを展開した可能性があると発表され、売りが先行した。

一方、後場に決算を公表した横浜ゴムは13%超高と大幅上昇。主力⁠のトヨタ自動車は1%超高。ファーストリテイリングは小幅高だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1115銘柄(69%)に対し、値下がりが428銘柄(26%)、変わらずが53銘柄(3%)だった。

  終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 57467.83 +323.99 57472.08  57,362.01

─57,709.82

TOPIX 3852.09 +44.84 3822.19  3,814.94─

3,858.50 

プライム市場指数 1984.94 +23.17 1969.73  1,965.87─

1,988.19 

スタンダード市場指数 1732.93 +13.43 1723.47  1,718.97─

1,733.30 

グロース市場指数 991.16 +0.76 991.12  979.74─99

2.50 

グロース250指数 760.63 +1.34 759.88  750.76─76

1.69 

東証出来高(万株) 232260 東証売買代金(億 71048.80  

円)

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