[ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日発表した2025年12月の耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.6%増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.4%増)を上回った。出荷も大幅に増加し、第4・四半期の企業の設備投資と経済成長が堅調だったことを示唆した。
11月分は0.4%増から0.8%増に上方改定された。
エコノミストらは、コア資本財受注の強さは人工知能(AI)投資ブームにけん引された可能性が高く、2026年の経済成長の持続的な強さの基盤を築くものだと指摘。サンタンデールUSキャピタル・マーケッツの米国チーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「AIブームが年最初の3四半期の国内総生産(GDP)の企業支出の項目の支えとなったほか、ハイテク分野以外の企業が昨年末に再び参入し始めたことで、26年に投資支出が拡大する地合いが整った」と述べた。
12月は加工金属製品の受注が0.9%、電気機器・部品が0.6%、機械が0.3%、それぞれ増加した。また、コンピューター・電子製品が3.0%、一次金属が1.7%と大きく伸びた。
自動車の受注は1.2%増。一方、輸送機器全体の受注は5.3%減と、前月の15.2%増から反転した。
耐久財受注は1.4%減と、前月の5.4%増から反転した。振れの大きい非国防航空機・部品が24.9%減少したことが背景にある。耐久財受注はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。
米航空機大手ボーイングのウェブサイトによると、12月の航空機受注は175件で、大半は低価格帯の機種だった。前月は164件だった。
コア資本財の出荷は0.9%増。前月は0.2%増だった。耐久財全体の出荷は1.0%増。前月は0.3%減だった。